Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である

生存していきたいので読みました。 心理的安全性にもつながってくると思います。気になったフレーズをまとめてみます。

無礼な職場では、半分の人がわざと手を抜く

無礼な態度を取られると気分も悪くなりますが、仕事にかける労力や質を意図的に減らすようです。モチベーション落ちるとやる気なくなりますからね。 職場環境は良くした方が結果がついてきやすいと思います。

ある言動が「無礼」かどうかは相手がどう感じたかで決まる

同じ言動であってもどう受け止めらるかは世代によって違います。 相手が配慮を欠く扱いを受けたと思えばそれはその人にとって無礼な仕打ちを受けたことになります。

理不尽な態度は人の思考力を奪う

周りで怒鳴り声とか聞こえると集中力無くなりますからね。最大限の力を発揮してもらいたいなら無礼な態度を容認しないことが大事ですね。

無礼な人が近くにいると、その影響を受ける

チームリーダーとその上司ががそんな感じで無礼な空気が伝搬している現場があったなぁ...というなんとも言えない気持ちになりました。 直接無礼なことをされなくても居心地はよくなくて、どうにかして早く抜けたい、としか思わなかったです。自分から何か提案しようとは全く思いませんでした。

礼節があるとこんなに良いことが!

仕事が得やすい

確かにそんな気はします。とは言え能力がないと仕事を切られちゃうので難しいところですが...。

良い結果を出す

会社・チーム的な観点からこれは重要ではないでしょうか。 礼節があると、誰かがミスをしても自分の意思で率先して行動を起こすようになり、メンバーの精神的な消耗が少なくなります。 失敗しても大事になるまで黙ってることが無くなり、対処する時間を得ることができるはずです。 礼節がないと、責任を押しつけあったり、前向きな対応ができにくい空気な気がします。

礼節で不利になることはない

礼節ある態度をとるだけでその人は良い人に見えます。 いつか自分が困った時も他の人からの助けを受けやすくなるでしょうし、オススメです。 他人を気遣う方が良い結果につながりやすいと思います。 自分の得のためだけに他人を利用する事は、いずれ愛想を尽かされるでしょうね。

まとめ

礼節は事だけじゃなく、普段の生活にも活かせるんじゃないかと思いました。一人で生きていくわけにもいかないので。 無礼な態度をとっていれば無礼な反応がくるでしょうし、礼節ある態度をとっていれば礼節ある反応が来ると思います。 生きていくのであれば無礼な反応されたくないですし、礼節ある態度の方がメリット多そうな気がします。

能力があればその組織で必要とされるでしょう。ですが、必要とされ続けるには礼節が必要になってくるのだと感じました。 これからの組織は、「能力がある」だけが重要でなく、組織の文化を汚染しそうな人間は能力が高くても排除する動きが来るかもしれません。 今所属している組織が未来永劫変わらずに存続する保証もないでしょうから、組織の中で礼節を持って振る舞うことを加味しながら過ごすと今後良い結果につながるかもしれませんね。

「無礼」はウィルス。周囲に感染させるモノなので距離を置いた方が良さそうです。