12/10に長岡市で、長岡IT開発者勉強会(NDS)が開催されました。
NDSとは、
新潟県長岡市のIT系開発者が、自主的に勉強会を開催するために2008年11月に結成されたグループです。
長岡市での勉強会の開催や、議論をを主な活動とします。情報処理技術に関するものであれば、プログラミング技術、IT最新情報、開発手法、ITマネージメント、スーツネタなど幅広い範囲での学習を目指します。
とあるように、情報処理技術に絡んでいれば何でもありの勉強会です。
それが50回目の開催でした。おめでとうございます。
@civicさんの地道な活動と人徳は見習うトコロが多いです。
私も半分めくらいから参加しだしているので、賑やかしにはなっているかな、と思うのですが...
第50回勉強会(2016/12/10) - 長岡 IT開発者 勉強会(NDS)
セッション内容を見て頂ければわかると思うのですが、都内の勉強会とは少し異なり、1つの勉強会の中で幅広い分野の発表がされています。
地方/都内とか関係なく勉強会の質は上げられるんだ、と気づけて、有意義な時間を過ごせました。
@civicさんの地道な活動と人徳は見習うトコロが多いです(2回目)。
ところでみなさんは、勉強会に何を求めてきていますか?
もちろん、勉強会の後の懇親会でお話をするということも楽しいです。
駐車場の出庫時間の制限があるのに気付かず、ある方に試練を与えてしまうとか、程々にしておかないと友人を無くすことになるかもしれませんが...*1
ともあれ、勉強会に参加する理由は大きく分けて2つあると思います。
自分の「ナカマ」探し
行ってみたい勉強会は、技術的に趣味や興味の合う人を見つけたいと思うことがきっかけではないでしょうか。
内容に興味があるとしても、「どんな人が発表するんだろう」も気になりませんか?
趣味や興味が合うことについて会話/相談できる「仲間」を探す場として「勉強会」に参加する人も多いと思います。
客観的な自己評価
発表したり、聞くことで、
- 自分はこんなこと知ってる / やってる
- 他の人はこんな技術 / 方法でやってるのか。自分の所でも活かせそうだ
- ネットの記事だけだとピンと無かったけど、実際に使っている人の話を聞いて合点がいった!
「俺スゴくない?褒めて!」のように承認要求を満たすことから「自分が知らないことの気づき」まで、得ることができます。
ともすれば、所属する会社にとっての「当たり前」が同業他社では「そんなことしない」ことかもしれないので、自分を「客観的に評価できる」場があるのは、人として成長できる「伸びしろ」を作り出すのに良いことだと思います。
自社でエースだったとしても、他でエースになれるのか、気になりませんか?上には上がいるもんです(自戒)
勉強会は人に会いに行くもので、NDSはアットホームで明るい勉強会です
このように、勉強会は自分や他人を知る為に良いコミュニティなのです。
- ある分野について社内に相談できる人がいない場合、「これで本当に正しいか」判断しづらく、悶々と悩む
- 「会社からの評価が絶対」の場合、自分が評価されないと自信も無くなり、逃げ道も無くなり追い込まれる
- 社内に「自分よりできる奴がいない」と思った時点で自己学習も疎かになり、後から追い上げてきた若手の有意義な提案も「年長者の老害パワー」でねじ伏せてしまう
そんなことにならない為に、
勉強会で社外の人と繋がっておく
選択は、人生の中でアリだと思います。
ただ、コミュニティ内でそんな「都合の良い」関係を1回の参加で構築できるか、というと難しいのは皆さんご存知のとおりだと思います*2。
なので、何度か足を運んで、発表したり参加者の方たちと話してみるのもいいんじゃないかな、と思います。
新潟のエンジニアに楽しい場を提供してくれるコミュニティ「長岡IT開発者勉強会(NDS)」。
1つの開発言語、フレームワークに特化した勉強会とはまたちょっと違うので、(主に地理的に)気軽に参加できる方には1回行ってみることをオススメします。
それでは次の51回目でもお会いしましょう。