第34回勉強会(2013/11/16) - 長岡 IT開発者 勉強会(NDS)
Google アナリティクス基礎講座ということで、コスギス|新潟県長岡市のウェブ解析士×WordPressでサイト構築を運営されている、小杉先生(@mekemoke)が講師の回でした。
なんとなく導入して、なんとなくアクセス数だけ確認してたGoogle Analyticsですが、今回の基礎講座を受けて、もっと役に立てそうだ、と再認識できました。別に高いお金を払ってコンサル様にお願いしなくても、ツールに対するちょっとの理解があれば、自分なりに考察してアクセス数を上げるための対策を打つことができそうです。なんでこんなものを無料で使わせてくれるんでしょう、Google様は。
あんまり突っ込んだ内容を書くと有償セミナーになった時に迷惑がかかりそうなので割愛しますが、要は、
- 目標を決める
- 純粋にサイトを訪れる「お客様」のデータだけ取るようにする
- 解析用コードを入れる
- 解析データを見て考察しましょう
という流れです。その中で、サイトの訪問者数やPV数が全てじゃないんですよ、と言っていたり、ツールの使い方よりも概念的な話が多かったので、胡散臭いSEOコンサル臭はしませんでした。むしろ、凄く為になりました。
「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、PVが低かったり直帰率が高い場合の対策として、仮設を立ててその結果、ユーザが望む状態になるように導くスキルがあれば、Web解析者として良い結果を出せるんだろうな、と感じました。その辺は場数を踏まないとだめでしょうからね。
まぁ、システム提案する時にも必要なスキルだと思うので、いろいろ通じるものがあるなぁ、と。
企業用のHPなんて、「無いよりまし」な感じでとりあえず作ってみました、ってのが多いんでしょうけど、作ってからがスタートなんですよね。見に来てくれた人に対して効果的にアピールできなければ意味が無い。アピールポイントが変わればそれに合わせて変更しなきゃいけないし、もっと掘り下げてアピールすることも必要なコンテンツもあるはずで、企業によってそれは別物なはず。その企業にあったコンテンツの拡充に向けた提案ができるようになれば、ただ1ページX万円とかいう作業スタイルからより付加価値の高いビジネスができるはずです。
うん、作ってからがスタートってのは、システムも同じ。
HPって誰でもできるからやらなくていいやと思ってたけど、やりようによっては面白いかな、と感じるいい機会でした。
今回は初参加のデザイナーさん(特に女子)が多いと思ったのでそれ用に作ったけど空振りに終わったLT資料も公開しておこう...