第28回 長岡IT開発者勉強会に参加してきた #nds28

9/22にNDSに参加してきました。
「スーツvsギーク討論会」というテーマでディスカッション形式でした。勉強会でディスカッションってめずらしかったです。皆さんが現在に至るまでの経緯の違いからか、伝えたいことが伝わらず歯がゆく思うこともありましたが、最終的に「ゴールは一緒なので協力しましょうよね」、という落とし所になってよかったと思います。こういう話でムズムズしている人は、社内でやってみたらいいのに、と思いました。そっちの方がわだかまり少なくなると思います*1


僕の勝手なイメージからすると「スーツ」「ギーク」って、自分に壁を作っているだけだと思うんです。僕は「スーツ(ギーク)」だから「ギーク(スーツ)」の話はわからないと言っているように思えて。「俺がこんなに頑張ってるのに報われないのはギーク(スーツ)の奴らのせいだ」って言いやすくしてるだけじゃないかな、なんて歯がゆく思ってましたが、今回の人たちはそうではありませんでした。本当に「できる人」ってのは両方の素養を持っている人なんだろうと思ってまして、私もそうありたいと常日頃考えている次第です。ギークだってコスト意識持つべきだし、スーツだっていつまでもStr◯tsベースの自社フレームワークを使いまわしてシステムを開発することに疑問を持つべきです。*2


僕の話になりますが、仕事である以上気が進まなくてもやらなければならないことが往々にしてあります。そんな中でも自分が選択し決定した中で仕事をして少しでもモチベーションを高く維持したいと思った時にはプライムで仕事をするしかないと思い、技術だけでなくマネージメントの勉強もするようになりました。技術だけだと結局マネージャに良いように使われる、マネージメントだけだとデベロッパーに嘘をつかれても気づかない、と思ったからです*3
他人が頼りないなら自分がなってやるという選択肢もあると思います。それを放棄するのなら状況はきっと変わらないし、押し付けられたと思いながら言われたことをやるしか無いと思うんです。お互いの話が(納得できなくても)理解できるような人間になりたいなぁ、と思ってます。


今回の勉強会は学生さんの参加が多かったので意味がわからないことも多かったと思いますし、必要以上に怖がらせたこともあったと思います。若干煽ってしまった感があります。ごめんなさい。ですが、SIとWeb系でのビジネスの違いはあれど、開発に携わってお金を貰う以上、一人でやるのでなければこの手の話は出てきます。すでにお金を払う人がいる時点で一人じゃないですしね。それに、閉じられた世界で気の合う仲間と仲良くビジネスをする、というのは現実問題無いでしょう*4。それだけ、お金を稼ぐというのはシビアなんです。


ただ、今までの技術的な興味が「プロジェクトの成功率を上げる」ことから始めていたのですが、純粋に「楽しいからプログラムする」ということからこともしてみたいなーと思うようになりました。静的言語は最近の他人からは敬遠されるのかな・・・。

勢いで描いたLT

*1:決裂しても責任は取れませんがw

*2:JDKも新しい奴に対応しましょうよ!

*3:まぁ、無条件に他人を信じれない性格なんですよね。で、まぁ、どっちから見ても使いづらい中途半端な社会人ができあがってしまったのですがw

*4:あったとしてもそう遠くない未来に破綻するんじゃないかな